よくビジネスで最も大事なのは人脈だという人がいます。
決してそれが間違いだとは思いません。

でもやみくもに人に会って名刺交換をしている人を見ると、人脈をつくるっていうことがどういう意味がわかっていないのではないかと感じることがあります。

あなたもこんな経験をしたことがありませんか?
あるセミナーで名刺交換をしたら保険屋さんでした。
「あー保険屋さんですか」
「はい。保険は必要ないですか?」
「今入っていますからね―」
「そうですか。じゃあまた必要になったらお願いします」

話は盛り上がりませんでした。
この保険屋さんは自分の売っている保険の話しかしませんでした。
これはこの人だけではなく、あるコーチの人もコーチの話しかしませんでした。
このように自分の売っているものの話しかない人もけっこうおられます。

これで交換した名刺が果たして人脈と呼べるでしょうか?
私はそうは思いません。

人脈にしたい人には幾つかの特長があります
1.有名人や高い地位にある人
2.自分に役立つ事ができる人
3.一緒にいて心地よい人

あなたはどれに当てはまりますか?
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私は有名でも高い地位もありませんから1番は無理です。
私は話が面白いわけでもなく、芸もありませんので3番も無理です。
でも私は集客コンサルタントで相手の仕事に役立つ話ができるので2はできます。

それで私は名刺交換をした時には相手の仕事を聞いて困っていることを解消するお手伝いをするようにしています。

それを役に立つと思ってくれる人が私を自分の人脈に加えてくれることになります。
反面、仕事で何も困っていない人は私に魅力を感じませんから人脈になりません。
でもそれでいいと思っています。

同じように名刺交換をした時には自分が売りたいものを話してもなかなか相手は話を聞いてくれません。
でも相手が「これは自分に役立つぞ」と思ってくれたら人脈にしてもらえる可能性があります。

だから2番で人脈作りを狙うならまずは相手が望むコンテンツを持つこと。
次に名刺交換の際に相手が望むことを聞き出してそれに対応すること。という2つを行うことが必要です。

これは決して楽なことではないかもしれません。
コンテンツを作るのも楽ではありませんし、短い会話の中で相手の望むことを聞き出すのも技術が必要です。

でもそれができる人は人脈を容易に作れます。

別の人はさらに違う手を使います。
名刺交換をした別の時に訪問してさらに時間を取って相手から話を聞きます。
そうすれば相手が望むことや相手が困っていることを聞き出せることでしょう。

あなたがそれを満たすコンテンツを持っていたらもう大丈夫。
きっと相手の人を喜ばせることができます。

私は人と会って人脈をつくる時は「Give & Give」を基本としています。
相手が欲しがるものをどんどん差し上げます。
私の場合、差し上げるのはノウハウがメインですから別に損にはなりません。

すぐに仕事に結びつけようとは思いません。
それは人脈を作ることではなく単なる営業になりますからね。

たくさんの良い人と知り合うことは人生を豊かにします。
私も人生の後半で沢山のすばらしい人と巡り合うことができました。

PS
私の運営する事務所に入ると私のコンサルを毎月1回無料で受けられます。

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